コロンブスよりも百年以上前に遠洋航海を確立した鄭和の大遠征
- 当時の中国は「明」の時代。馬三保は皇帝「永楽帝」に宦官として遣え「靖難の役」などで功績を挙げ、「鄭」という姓を1404年に与えられ、これ以降「鄭
和」(ていわ チェン・ホー)と名乗るようになりました。
- 鄭和は、1405年に永楽帝の引き立てにより海軍提督に匹敵する「太監」という宦官における最高位に就き、2万6千人を超える乗組員らと共に永楽帝の命令による「南海の大遠征」を監督指揮しました。
- 鄭和の大遠征は、ベトナム、インドネシア、シャム(現在のタイ王国)、マラッカ王国(現在のマレーシア)、インド、スリランカ、アラビア半島のアデン、メッカ、アフリカ大陸まで到達しています。
- マラッカの鄭和海軍提督博物館は、鄭和の生涯と、第七次まで行われた南海の大遠征を多くの展示物で解説しているミュージアムです。
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- 正式名称 Admiral Cheng Ho Gallery (鄭和海軍提督博物館)
- 住 所 Jalan Kota, Bandar Hilir, 75000 Melaka
- 電 話 +606-284 1934
- 開館時間 9:00 ~ 17:00
- 観覧料金 スタダイス (Stadthuys) 博物館に含まれます
- 休 館 日 月曜日
- 公式HP