鶏公椀と呼ばれるニワトリ雄鶏柄のどんぶり
- マラッカらしさを感じさせるチキン柄のどんぶり。地元では鶏公椀と漢字で書く。「鶏公」とはニワトリの雄鶏を意味するそうだ。その昔、中国の南部福建省や広東省で庶民の家庭で食器として広まったデザインだと記録されている。高価な物ではなく、大衆に利用される安価なものだったらしい。
- しかし、テレビドラマや映画の小道具として使われたのがきっかけで、再注目され年代物の公鶏椀は中国の富裕層らが収集しはじめ中古価格が高騰中。香港あたりでは信じられないほどの高額で取引されているそうだ。マラッカでみかける公鶏椀も復刻版、レプリカならお土産にちょうどよい金額。
- ジョンカーストリートの土産店「ジョンカーギャラリー」のロングセラー。鶏をモチーフにした大中小、さまざまなサイズの陶器。値段は、300~500円程度なので気軽に購入できる。丼には、レンゲが収まる凹みや、箸がセットできる穴が空いていたりして、実用度満点。
- ラーメン鉢として、丼物のどんぶりとして、大皿料理の器として活躍するのではないだろうか。飛行機で帰国する際は、チェックインの際に預けるのじゃなく、機内に手荷物として持ち込むと、破損が防げると思う。重くて不便なお荷物になるかもしれないが、苦労しただけ思い出深い土産になるかもしれない。
ジョンカーギャラリー土産物店にて
- Jonker Gallery(ジョンカーギャラリー)
住所:Jalan Hang Jebat, 75200 Melaka Malaysia
電話:+606-286-9840