夕陽と青信号
- 対面通行で左側を通行する日本やイギリスそしてマレーシア。フランス、ドイツ、アメリカなど国は右側を通行する。しかし信号の色は「緑色・黄色・赤色」の3色に国際的に統一されている。
- 青信号を英語で"Green Light"と綴り「グリーン・ライト」と発音する。信号の緑色を素直に表現するのに、なぜか日本では「青信号」という。緑色なのに「青」と表現してしまう。なぜだろう・・・
- 諸説あるが、日本人は古来より「緑色」のものを「青い」という癖がある。野菜や果物を「青果」と呼ぶが野菜やくだものを観察すると青ではなく緑である。新緑の「みどり」を「青葉」と表現するのもしかり。
- 昭和5年(1930年)3月23日に日本で最初に設置された信号機は国際規約に従い「緑・黄・赤」でデビュー。しかし世間では、青菜や青葉のように「緑の信号」を「青の信号」と呼ぶのが定着した。
- 対面通行では右側通行や左側通行に合わせ運転席の左ハンドル、右ハンドルが混在する。国によって右や左の注意が必要となるが、信号は「緑・黄・赤」の意味が統一されているのはありがたい。
- 文化大革命の時代に中国共産党が革命のシンボル色である「赤」が止まれ!じゃダメだ。信号の赤は進め!緑は止まれ!に逆転させることを「紅衛兵」が提唱したが、さすがに却下されたそうだ。
マラッカ郊外のクレイバン・ブサ-にて