レンタサイクルの流行による増加しつつあるマラッカの不法駐輪
- マラッカを観光するのにレンタサイクルも便利というタウン情報を先日公開したばかりだが、残念なことに不法駐輪も急激に増えてきた。まことに残念なことだ。
【マラッカでレンタサイクルに乗って観光する心得(その1)】 - 自転車の活用によって、観光客の移動距離が伸びて徒歩ではムリだった場所までたどり着けるようになったのは便利だが、心ない利用者のおかげで景観が破壊されている。
- よく観察すると、盗難防止のために自転車の車輪をチェーンロックで結びつけている。自転車を整列させるための移動すらできない自分勝手な放置自転車たち。
- 30分後に、利用者が戻ってきた。トドゥン(頭に巻くスカーフ)を着用した、マレーシア国内からの女子会旅行の一団だった。盗難防止がぬかりないのも理解できた。
- 高校生ぐらいの年代の女子、その素朴な服装から推察して地方都市からやってきたのだろう。自分たちの不法駐輪が他人に迷惑をかけてるとは思ってもいないのだろう。
- 京都観光にやってきて道幅一杯に広がり、大声で笑ったり好き勝手に歩く地方からやってくる女子高生もまた、他人の迷惑を考える余裕がないのと同じだと思う。
- 残念だ。 行政の強制撤去とか罰金を含む取り締まりの法整備などに頼ることなく、住民たちの協力を得てレンタサイクルの利用マナーが向上することを祈る。
サンチャゴ砦にて