シャイな草花「ミモザ」(オジギソウ)
- 地面を這うように生育するシダのような草。葉っぱにチョンと刺激を与えるとお辞儀をするように葉をすぼめてしまう恥ずかしがり屋のオジギソウ。マメ科に属する多年草の植物、ラテン語では「ミモザ」と呼ぶそうです。
- マラッカでは、一般に英語名で「シャイ・グラス」と呼ばれています。「シャイ」とは、恥ずかしがり屋さんを意味する単語。「グラス」とは草を意味しています。百科事典に載っている名前じゃなくて俗称だと思います。
- 筆者が最初に「Tony、コレ見てごらん『シャイ・グラス』だよ」と教えてもらった時、新種発見?などと思いこんでしまいましたが、日本でもよく見かける「オジギソウ」なんだと認識してニヤッとしたことがあります。
- 季節によっては、紫色っぽいピンクのきれいな花を咲かせます。マラッカで養蜂業(ハチミツ製造)を営むK氏は開花時期を狙って、ミモザの花の蜜を集中的に集めさせ「ミモザのハチミツ」を出荷しています。
- 「葉」が刺激を受けるとなぜ閉じるのか?研究がすすめられているそうです。筆者的には、周囲の雑草には虫食いの痕跡あるけどミモザには無い、つまり害虫から身を守る自己防衛のような気もするんですが・・・
マチャップのドリアントゥンガル貯水池にて