真夜中過ぎのワンタンミー(移転して早朝からランチタイムのお店に変わりました)
- マラッカの炎の料理人で紹介済みブキッ・チナにある東方茶室(Dong Fung Coffee Shop)で夜9時から翌午前1時頃まで営業する雲呑麺の屋台を紹介しましょう。その前に、ちょっと屋台村の掟を解説しておきます。
- 日本では見かけないシステムですが、マラッカの屋台村では同じ場所でも昼と夜、また時間帯によって営業品目が変わる場合があります。昼頃には叉焼飯の屋台だった場所に、日没後はフライドオイスターの屋台にチェンジしてる?
- 屋台村全体の家主は、ほとんどの場合飲み物(ドリンクカウンター)を提供しています。個人事業主が場所を借りてそれぞれに屋台として営業しているため昼と夜では提供する食事メニューが異なっているんです。
- ですから、本日ご紹介する深夜営業のワンタンミー屋台の場所に朝~昼頃に行けばフィッシュボールヌードル(魚鮫麺)の屋台が出てるし、夕方~午後8時頃まではダックライス(鴨飯)の屋台が営業しています。
- さて、本題に戻ります。午後9時過ぎ開店して翌深夜1時頃まで営業するブキッ・チナにあるワンタンミー(雲呑麺)の屋台は筆者がかつてマラッカに定住しはじめた20年ほど前に通い詰めていた思いでの店なのです。
- 健康を考え、深夜に食事をする習慣を控えて、しばらく足が遠のいていました。つい先日めでたい祝いの席で飲んだ後、ほぼ13年ぶりに真夜中過ぎの雲呑麺屋台で〆のワンタン麺を頂戴しました。
- ラオパン(老板:大将の意味)もラオパンニャン(老板娘:女将さんの意味)も、昔と変わらず愛想良く応対してくれました。麺はやや柔らかめ、味は深いコクのある昔ながらのワンタンミーでした。
ブキッ・チナのワンタンミー屋台にて
2019年5月追記
この雲呑麺のお店は移転のため場所が変わりました。
Kedai Makanan Dan Minuman Kam Seng
金城小食馆(三保井云吞面)
所在地: RM14-1,Jalan Rembia Hub Utama, Taman IKS, 78000 Melaka.
(Toyota service centre 对面)
営業時間: 7:00~14:30
定休日:毎週日曜日
電話:+6012-281 1438