最強スタミナランチ「叉焼飯」
- 英語では BBQ Pork Rice と綴りバーベキュー・ポークライスと名付けていますが地元では、叉焼飯と漢字で書いて「チャーシュー・ファン」と呼ばれています。マラッカではポピュラーなお昼ごはんとして定着しています。
- バラ肉を塩味でマリネして焼き上げるシォバ(焼肉)や、フィレ肉を甘めのタレでマリネして炭火で焼くチャーシュー(叉焼)など、いろんなタイプの叉焼をひとくちサイズにカットして、白いごはんに盛りつけます。
- 叉焼の甘めのタレをかけて食べるも良しなんですが、筆者はシャビシャビのカレー汁をこれでもか~というぐらいぶっかけて、ワシワシと喰らうようにして食べるのが好きです。叉焼飯のカレーつゆだくに欠かせないのが・・・
- サンバルブラチャンというチリソース。上の写真の左側手前にある茶色のペーストがサンバルブラチャンです。アミエビの塩辛を天日干しにしたブラチャンをチリソースと一緒に炒めた、この店のオリジナルチリソースです。
- お店は、ほぼ毎日満員御礼でとっても忙しいから、アウエーな旅人には敷居が高くどのように注文してよいか迷っちゃうと思います。そんな時は、このページの写真を見せて、日本人のTonyが食べてる「Give me this one」と伝えるだけで大丈夫。
- もしも、カレー汁が足りないと思ったら「ギブミー・モア・カリー」と呪文を唱えればOK。サンバルブラチャンにはまってしまったら「ギブミー・モア・チリ・プリーズ」と注文して下さいね。 値段は変わりません。
- さて、お店の場所ですがマラッカガイドのイチオシ銘店シリーズでも紹介しています。ブンガラヤ商店街のほぼ中間にある文龍(Boon Leong)フードコートの正面から入って左一軒目にあります。右側も筆者の行きつけのお店なんですが、チリソースが朱色のシャビシャビ系です。
- もしも、2名以上でこの叉焼飯を食べるならば、ひとりはこっち、もうひとりはその対面にあるお店で注文して、食べ比べてみるのもいいかも。左一軒目の叉焼飯は適度な塩味を感じ、右の一軒目はクセになる炭火焼きの香りとほのかな甘さが印象に残ると思います。
- 平均的な日本人男子ならば並サイズを二枚、つまり両方のお店の叉焼飯を完食することも可能だと思います。両方食べて、吉野家の特盛りよりもボリュームは少ないと思います。
- あぁ。言い忘れていました。入り口に背の高いオヤジさんがやってるシュガーケーン(サトウキビ)ジュース屋台があります。叉焼飯を食べる時にはこのさとうきびジュースがよくマッチします。ぜひお試し下さい。
ブンガラヤの叉焼飯店にて