豚ホルモンを使ったオードブル
- 豚バラ肉や、ミミガー、豚ホルモンを甘辛くそして柔らかく煮込んだオードブルです。ニョニャ料理店(プラナカン料理店)でのメニューはセッ・バッ(もしくはセ・バッでも通じる)と呼ばれていいます。
- ニョニャ料理とは、19世紀末頃までにマレーシアに移住してきた中国人男性と現地のマレー人女性の婚姻により生まれてきた混血の子孫(男の子をババ、女の子をニョニャ)が家庭で作る料理を意味します。ニョニャ料理はプラナカン料理とも呼ばれています。
- はじめてニョニャ料理をみる日本人観光客でも、食べるとどこか懐かしい気がするはずです。 見た目や食材は父方祖先の中華風なんですが、味付けは母方のマレー民族が得意とする南洋香辛料をふんだんに使ったスパイシーな味付けがニョニャ料理の特徴です。
- ババニョニャ民族のメインの肉料理は華人家庭と同じくブタ肉が多いのですが、マラッカのニョニャ料理店ではブタ肉をメニューに載っていないケースがほとんどなのです。コレには、深い意味があるのだ。
- マレーシアではイスラム教徒がブタを食すことを禁じています。観光客の多いマラッカでは、マレー系のイスラム教徒でも食べてもらえるようにハラールを採択している店がほとんどであり、そういう店では豚肉を料理することも、提供することも禁止されているんです。
- マラッカで唯一、ブタ肉を提供するプラナカン料理店がNyonya Taste Cuisine ニョニャ・テイスト・クイニーズ娘惹餐館なのです。
- 沖縄の豚の角煮やミミガーに似ているのだが、付け合わせのチリソースが香ばしくピリリと辛くニョニャ料理を意識させてくれます。貴重なプラナカン料理オリジナルのブタ肉オードブルを味わってみてください。
- Nyonya Taste Cuisine 娘惹餐館 マラッカ
- 15, Jalan 3/11, Taman Kota Laksamana Seksyen 3, 75300 Melaka
- Tel +6012-638-9915 Ms. Ruby Song