咸茶(せんちゃ)とはベジタリアンのお茶漬け
- ベジタリアン料理研究家のKさんに「Tony、明日ヒマ作って!ランチに招待されたから」と誘われたので応じることにしました。マラッカの市内中心部からクルマで45分マチャップにあるご自宅に駆けつけてみると・・・
- 徹底したベジタリアンのごちそうが用意されていました。ハンパな菜食主義者じゃなく、オーガニック菜園を庭に作って野菜を栽培している筋金入りのベジタリアン。キッチンをのぞいて作り方から勉強してきました。
- 咸茶と漢字で書いて(せんちゃ)と読む、客家(はっか)料理。「雷茶」と書いて(レイチョー)と読むのが一般的。お正月とか、結婚式、大切な人の誕生日に作ってめでたい席を祝う特別なごちそうだそうです。
- ①青菜のみじん切り炒め、②キャベツとインゲン、ニンジンに緑豆ビーフン和え、③豆腐の唐揚げ、④切り干し大根の塩漬け、⑤香草の塩漬け、⑥ゴマ、⑦落花生、⑧米の唐揚げ、8種類の具をどんぶりに用意。
- 咸茶(せんちゃ)塩っぽい味のお茶をドバッとかけてアツアツをいただきます。④と⑤の塩漬け野菜で味を調整すれば食べやすくなり、普通の人でもどんぶり2杯は大丈夫。カラダの中が浄化される気がしました。
- 食べているときには、ごく普通の感動しか得られなかったけど、食べ終わって自分のウチに帰ってきたら、またもう一杯また食べたくなる美味さが甦ってきます。来年の中華新年にはこの茶漬けを食べに行きた~い。♪
マラッカ郊外「マチャップ」の料理研究家のご自宅にて