プラサン (Pulasan：葡萄桑)

ビタミンCおよびビタミンE、アスコルビン酸が抗酸化物質が豊富で減量ダイエット効果、糖尿病改善、美肌効果、免疫力改善などイイことだらけのトロピカルフルーツ、プラサン (Pulasan) を紹介しましょう。
ライチと同じように外側の皮をむいて中の白くてプルンとした果肉を味わいます。ライチより酸味がなく、甘みが強い上質な熱帯果実です。芯に大きめの種がありますのでガブッとかじりついたりしないようにしましょう。
筆者は、長い間ランブータン（毛むくじゃらの熱帯果実）の上位品種だと思い込んでいたんです。というのもランブータンも外皮を剥いて白い果肉を食べるんですが中から出てくる種の薄いシブ皮が美味さをジャマするんです。
こちらのプラサンは、果肉と種の間に薄い渋皮がないので口の中でなんなく種を外すことができるんです。見た目はランブータンとトゲトゲが同じで似ているけど食べやすく、味が上品なので上位種だと思い込んでいたんです。
DNA的には違う品種の果実だそうです。特徴のある名前についても調べてみました。ランブータンはマレー語の「髪の毛」（rambut）が語源ですが、プラサンは、マレー語の「ひねる」（pulas 英語:twist）語源なのです。
順が逆になってしまいましたが、プラサンを食べるときにナイフは不要です。両手で挟むようにプラサンの上下を持って、ビンのふたを開けるように「ひねって」みるとパコンと中から白い果肉が出てきます。

ジョホール州Parit Jawaのフルーツ屋台にて