オランウータンハウスとの出会い
- 筆者が、マラッカに定住する前に記憶は遡ります。オランウータンのイラストが壁面に描かれたショップハウスに遭遇し、ひかれるように店内に入ってしまいました。白人の女性が店番をしていたのが印象的でした。
- 店内には「ひと癖」ありそうなメッセージを含んだアート(絵画)が所狭しと壁に展示してありました。店の中央には絵画をわかりやすくアレンジしたTシャツが自己主張しながらズラリと並んでいました。
- 以降、マラッカへ立ち寄ると必ずこの店に立ち寄るようになり、長身の髭ツラの男性とも顔見知りになって話すようにもなりました。当時、筆者の英会話力は乏しく話すといってもあいさつ程度でしたけど。(^^;)
- マラッカへ定住するようになり、週に2~3度この店に顔を出すようになりやがて長身の髭ツラの男性はこの店のオーナー件画家のチャールズ・チャム氏であることが判明。白人女性は彼の奥さまでした。
- ある日、「Tony、僕のデザインしたTシャツがwebに出ているんだけど、ナンテ書いてあるの?」と質問され見てみると日本語のホームページにチャールズのデザインしたTシャツが写真入りで登場していました。
- よく読んでみると、チャールズ氏の心配していた盗作とか、邪悪な批評ではなくサイトの主宰者が「マラッカで出会ったステキなシャツ」と好意的にPRしてくれている内容でした。
- 筆者は、すかさずこのホームページの主宰者に日本語で連絡しお礼を申し上げました。このメールきっかけでこの主宰者とも知り合い、当サイトの厳選リンクでも紹介させていただいてマス。
- 話を元に戻しますが、チャールズ・チャム氏とはずいぶん仲良くなり、週に2~3度ビールを飲んだり、クリスマスや新年など節目のパーティーには、空が明るくなるまで飲んだりするようになりました。
- 彼は中国に古くから伝わる「陰陽」をモチーフに絵を描き続ける世界的にも有名な画家です。フランス、スペイン、ポルトガルなどヨーロッパ各国、アジアでは香港やジャカルタ、シンガポールでも個展を開いています。
マラッカのオランウータンハウス(本店)にて