鍛冶屋さんをブラックスミスと呼びます
- マラッカでは鍛冶屋さんのことを Blacksmith (ブラックスミス)と呼んでいます。スミスさんという個人名ではありません。金属加工に携わる職業に、英語圏ではスミスという名称が付けられているのです。
- Wikipediaで調べてみると金細工師(goldsmith:ゴールドスミス)、銀細工師(silversmith:シルバースミス)、スズ細工師(tinsmith:ティンスミス)、ブリキ職人(whitesmith:ホワイトスミス)などが存在するようです。
- ブラックスミスは「黒い金属」=「鉄」を細工する人だから "blacksmith" なのだそうです。なるほど納得です。
- 前置きが長くなってしまいましたが、マラッカの旧市街チャイナタウンにある鍛冶屋さんの写真です。Mr. Chin Weng Lee (陳 永利)チン・ウエンリーさんはご高齢のため、歩くのも困難なのですが今でも現役で金槌を持てばシャキッと立って火入れした鉄を撃ち続けていらっしゃいます。
- 地元で暮らす人たちから「 He is Last Blacksmith of Blacksmith Street 」つまり「彼こそブラックスミス・ストリートの最期の鍛冶屋さん」という称号が与えられています。いつまでもお元気で!
Blacksmith Street にて