ドドール(Dodol)とはココナッツ黒糖ういろう系スイーツ
- ドドール(ドドルとも聞こえる)は、マラッカ特産のマレー系のお菓子。出来たてのアツアツはモチモチのういろうのように柔らかくて甘い。結婚披露宴やハリラヤなどの祝いの席には欠かせないちょっとよそ行き感の漂うスイーツのひとつだ。
- 三叔公やタンキムホックなどマラッカの土産店では形成され透明のセロハンに包装され箱入りで売られている。常夏のマラッカで食べるなら柔らかさがキープされるが、日本の秋冬に室温保管しているとカチカチになってしまうのが難点。
- 原材料は米粉、グラマラッカ(Gula Melaka:椰子の黒砂糖)、ココナッツミルクを直径120センチの大型の丸鍋を薪を焚いて、ひたすらこねくり回します。よそ見をしても良いのですが、手を休めるとダメ。常にこね続ける根気のいる調理なのだ。
- エッセンスにドリアンを混ぜ込んだドリアン風味のドドールも地元では人気。強烈なドリアン臭がコッテリ混ぜ込まれているので、苦手な人には罰ゲーム感覚?好き嫌いが分かれると思うが、贈られた人の記憶に残りやすい土産になるだろう。
カンポン・モルテンにて