生きている化石 カブトガニ マラッカ海峡海岸にて
- 日本では一部の地域で「天然記念物」として保護されているカブトガニ。マラッカでは漁網に絡まるやっかいものとして扱われている。とはいえ、自然のカブトガニを見るのは貴重なチャンスなのでとりあえず激写。
- 生きている化石とか、絶滅危惧種として珍重されているが、マラッカではかなりの数が生息している。漁師さんが一網投げたら半ダースほど獲れることもめずらしくないそうだ。
- 漁師さんはお目当ての「海エビ」を期待して重い網を引き上げてみると、カブトガニで、がっかり。海エビを捕獲するための細く繊細な漁網なので、カブトガニが暴れると網が破けることもあるとか。
- カブトガニに罪はないと思うんですが漁師さんにとっては大切な漁網を壊す憎き相手。漁獲されたカブトガニは安全のため剣尾をへし折られて、裏向けて砂浜に捨てられてしまう。 (合掌)
マラッカ北部パンタイ・クンドゥ海岸にて