ジョンカーストリートの生き字引 針金細工のウィリアム |
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ジョンカーストリートが政府の施策で週末のパサマラム(夜店)の開催をはじめた頃から、針金細工のウィリアムは同じ場所で同じ商品を売り続けている。ウィリアムはジョンカーストリートの生き字引といえる。 |
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10年近いジョンカーストリートのパサマラムの変遷には、いろんな店があった。初期にはマレー人の経営するテタレ(ミルクティー)を飲ませる屋台がウィリアムの隣で大きなカフェを出店していた。 |
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ウィリアムは中華系の祖先と現地のマレー人女性の混血によるババニョニャ民族のババである。温厚な性格で華人ともマレー人ともインド人とも仲良くつきあう。筆者のような日本人の世話もやいてくれる。 |
ジョンカーストリートにて |