マレーシア王室御用達 由緒ある骨董品店 |
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数年前、スタダイス広場で撮影していたら「Tony、ジョンカーストリートが通行止めだ。たぶんVIPが来る」と顔馴染みのオヤジが教えてくれた。とりあえず駆けつけてみるとジョンカーストリートにクルマが皆無。 |
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通行人に対しての規制はなかったので、現場まで無理なく近寄れた。警備中のポリスに聞いたら「マレーシア王室の女王さまがいらっしゃる」と答えてくれた。こりゃチャンス到来! |
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白バイに先導された女王陛下のメルセデスがお店に到着。もちろん、お店は貸し切り状態。マラッカ州のポリスに身辺警護を担当するSPのガードも堅い。身分証を提示して撮影許可をいただけた。 |
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当時、筆者はマレーシア政府観光省のマラッカ支局のカメラマンとしての身分証を携行していた。随行員を従えた女王陛下の買い物のスタイルは、平民には考えられない威厳あるモノだった。 |
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店主の案内を聞きながら女王陛下は、秘書の男性に目配せするだけで買い物を成立させている。値段も聞かず、声も出さない。目線だけで「アレとコレを買いなさい!」とオーダーされているのでR。 |
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滞在時間は、わずか10分程度。広い店内をじっくり歩けば30分はかかりそうな博物館のような骨董品店を駆け足でショッピングを楽しまれた女王陛下。庶民には考えられない高貴で高額な買い物をされた。 |
ジョンカーストリートにて |