幾何学模様のシルエットが美しい水上モスクの夕陽
- プラウマラッカ島の水上モスクの南側にあるテラスは、海上に建っている。水上モスクなのだから当然といえば当然なのだが海の上のテラスから見る光景は非日常空間だ。
- 偶像崇拝を禁じるイスラム教独特の幾何学的模様も、まぶしい夕陽を浴びてシルエットとなり景色を飾る。直線と曲線、意匠が連続して反復する規則的な美しさだ。
- 目の前の海はマラッカ海峡であり沖を航行するタンカーも目視できる。中東から運ばれる原油は日本へ向かうのだろうか。海のシルクロードもライブで見られるのだ。
- こうした場所を異教徒にも開放し、ウエルカムでフレンドリーなのがマラッカのイスラム教なのだ。きな臭い戦争の火種やテロを繰り返すモスリムは見かけない。
- そして、我々も注意せねばならない。ここは、観光名所ではなくモスリムの方々が祈りを捧げる神聖なるモスクなのだ。節度ある態度と服装、敬意も忘れてはならない。
プラウマラッカにある水上モスクにて