マラッカ川の夜景 リバーサイドウォーク
- マラッカの旧市街を蛇のように曲がりくねってマラッカ海峡に注ぎ込む「マラッカ川」。マラッカ王朝建国の頃より交易品を運ぶ運河として、上流では米を耕作する農業用水として、そして住人の生活排水路として使用されてきた大切な河川なのだ。
- しかし、生活排水を下水処理せず垂れ流しにしてきたためお世辞にもキレイな川とはいえない。風向きによっては異臭を放つし、ヘドロが堆積したドブ川に成り果てていた。
- 近年、公害とか自然環境にも行政の目が向けられるようになったマラッカではこのマラッカ川に垂れ流しされていた生活排水の浄水化計画がはじまったのは2005年頃。小さな改革でしたが偉大な一歩を歩み始めたのです。(拍手!)
- これらの浄水システムが完全に機能しはじめてキレイな川に戻るのはまだ時間がかかると思いますが、いつの日かきっと川遊びしたくなるような河川に戻ってくれるハズだと期待しています。(2015年追記:昔とは比較できぬほど浄化されつつあります)
- 上の写真はマラッカの新名所として定着しつつあるリバーサイドウォーク。陽が沈んだ後レトロな雰囲気でとてもキレイです。オレンジ色の照明がロマンをかき立てるステキな夜景が楽しめます。
マラッカのディスカバリーカフェの前にて